【土地 売却】土地売却は更地にして売却した方が良い?解体費用や更地にした方がよいケースを伝授

築年数が経過していて、とてもそのままでは住むことができない古屋付きの土地を売却する場合、更地にした方が良いのか悩みを抱えるケースは少なくありません。

こちらでは、古屋付き土地を解体して更地にすることを前提にして、土地を更地にして売るメリットとした方がいい人と土地を更地にして売るデメリットとしない方がいい人を分けて解説し、解体の費用相場と内訳・注意点などの解説をしていきます。

土地を更地にして売るメリットとした方がいい人

土地を更地にして売るメリットとした方がいい人ですが、土地が売れやすくなる点や解体途中で埋設物などに注意ができるため買主とのトラブルを未然に防げるなどのメリットがあります。新築住宅を建築する目的で土地を探している場合、既存の建物があればそれを取り壊す必要があり費用も掛かります。

しかし、更地になっていると直ぐに家の建築が可能になるので売れやすくなるメリットがあるわけです。解体の相場と内訳・注意点ですが、木造が3.1~6.5万円で鉄骨造が3.4~7.0万円、RC造が3.5~8.0万円が相場です。解体費用の内訳は、養生費や解体人件費、重機使用料や廃棄物に要する費用の4つで構成されることになります。

なお、相場と内訳・注意点の中でも大切なことは、解体の費用をかけて売却するとなった際に、費用を還元できる売却価格にならないこともあるので、メリットだけでなく更地にして売る方が良い建物の特徴を知ることが大切です。

土地を更地にして売るデメリットとしない方がいい人

土地を更地にして売るデメリットとしない方がいい人、費用がかかることが一番のデメリットといえましょう。また、売り出すまでの期間が長くなるのもデメリットですから直ぐに売却したい場合などでは古屋付き土地で売る方が早期の段階で買い手が付く可能性もゼロではありません。

土地を更地にして売るのが良い人は買主とのトラブルを未然に防ぎたい、いち早く売却を行いたいなどがありますし、中には事故物件なのでそれの形跡をリセットしたいなどの場合に有効です。逆に、土地を更地にして売らない方が良い人は、売却段階で費用を抑えたい、築25年未満の建物や古民家がある土地を売る場合です。

解体工事を行えば費用が発生するわけですから費用を抑えるのならそのまま売る方がお得です。それと、築25年未満の建築物や古民家は土地だけでなく建物の価値をプラスした形で売却ができる、中古住宅などの価値を持つ場合はそのまま売るのが最適です。

解体して売るべきか否かは建物状態に依存する

更地にすれば直ぐに家を建築するためのスケジュールを組める、このことからも土地は比較的短期間で売却ができるわけです。しかし、築25年未満の中古住宅や古民家は土地だけでなく建物の価値もプラスができるので、これを解体してしまうと本来の価値を有効活用できなくなるので注意が必要です。